Bitcoin Core バージョン 0.21.1がダウンロードできるようになりました。 リリースノートに詳細が記載されているように、 このバージョンのBitcoin Coreで生成されるマイナーのブロックテンプレートは、 BIP341で定義された約3ヶ月の期間中にTaprootを適用するための準備ができていることを通知します。

期間中に、2,016ブロックのリターゲット期間内の90%のブロックが通知を出した場合、 Taprootはロックインされ、このバージョンのBitcoin Coreは、 11月上旬もしくは中旬に予想されるブロック709,632で、 BIP 341および342で定義された追加のコンセンサスルールの適用を開始します。

3ヶ月のシグナリング期間が終わるまでにマイナーがTaprootをロックインしない場合、 別の仕組みを使ってTaprootをアクティベートする試みが別途行われることが予想されます。 アクティベーションの仕組みは、8月中旬頃までに、Taprootが間もなく利用可能になることを保証するか、 ユーザーや開発者が次のアクティベーションの試みを成功させるために利用できる貴重な情報をすぐに提供するように設計されています。

注: Windows版のBitcoin Coreのコード署名証明書を提供する認証局の問題により、 Windowsユーザーはインストールの際に追加のプロンプトをクリックする必要があります。 また、問題が修正された際は、証明書が更新された0.21.1.1がリリースされる予定です。 アップグレードを予定されている方は、この問題のために0.21.1の使用を遅らせる必要はありません。

ご不明な点がありましたら、#bitcoin IRCチャットルーム(IRCweb)にお立ち寄りください。 可能な限り支援します。